五輪で落球→猛バッシング浴びたG.G.佐藤が誹謗中傷に警鐘 当時は家族も「外を歩けないと追い込まれた」
連日熱戦が繰り広げられているパリ五輪でも、アスリートへの誹謗中傷問題が再びクローズアップされている。2008年の北京五輪に野球日本代表として出場し、落球で猛バッシングを浴びたG.G.佐藤氏も自身の経験も踏まえ、心無い声に警鐘を鳴らした。
北京五輪に出場したG.G.佐藤氏「言葉の刃はいつか自分に返ってきます」
連日熱戦が繰り広げられているパリ五輪でも、アスリートへの誹謗中傷問題が再びクローズアップされている。2008年の北京五輪に野球日本代表として出場し、落球で猛バッシングを浴びたG.G.佐藤氏も自身の経験も踏まえ、心無い声に警鐘を鳴らした。
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2008年北京五輪の準決勝、3位決定戦のレフトの守備で落球したG.G.佐藤氏。2日、自身のXを更新。「五輪でエラーしたことは本当に申し訳ないと思っている 『何、エラーしてるんだよ』って言われてもしょうがないと思う、自分でもそう思う」とつづり、「当時はG.G.だけじゃなく、母親も外を歩けないって家族も追い込まれていた」と当時の猛バッシングを振り返った。
現在も「ネタにするな 出てくるな擦り過ぎ 今でも許してない」といったメッセージが来るそうだが、「気にしなくなった」という。「まだG.G.に期待してくれてるのかと若干思えるマインドになれたのは 2008年から16年の月日が経ったから そして、人の記憶に残り続ける素晴らしさをノムさんに教わったから」と前を向けるようになった要因を語った。
「今でも夢に見る事もあるし、悔しい やり直せるならまた五輪に出たい」と思いをつづり、「結果が出なくて1番悔しいのは選手 だからこそ、追い打ちはかけないでほしい 五輪は4年に1回 人生をかけて 子供の頃から準備をしてきた選手もいる 周りの支えがあって辿り着いた舞台 叱咤激励だけじゃなく お疲れ様 よくやった 悔しいよね と労いの言葉もかけてほしい」と呼びかけた。
さらに「言葉の刃はいつか自分に返ってきます 良い行いも巡り巡って自分に返ってきます 言葉は応援や感謝 そして愛を伝えるために使おう #愛の波動砲」と誹謗中傷に警鐘を鳴らしつつ、ポジティブなメッセージの発信を求めた。
(THE ANSWER編集部)