パリ五輪

　パリ五輪のバスケットボール男子で5連覇を狙う世界ランク1位の米国代表は31日、初出場の南スーダンを103-86で下し2連勝を飾った。金メダルに向けて大本命が順調なスタートを切ったなか、米国代表のスター選手の1人であるデビン・ブッカーがコート外で神対応を見せたと話題を呼んでいる。

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　米スポーツメディア「ブリーチャー・リポート」公式インスタグラムは1本の動画と画像を投稿。パリ市街を歩いていたブッカーが、バスケユニホームを着た2人の一般男性を見つける。その1人は彼の所属先であるNBAサンズのもので、しかも背中に「BOOKER」と入った1番のユニホームを着用していた。

　動画内でブッカーは「見てくれよ、俺のジャージを着てるぜ」と語ると、男性に話しかけ「愛を示さないとな」と車まで誘導。するとブッカーは車のトランクからシューズの箱を取り出し、「これを君にあげるよ。君の履いているものと交換するか。それを履いたら飛べるぜ」と男性にプレゼント。さらに「じゃあ、俺たちの写真も撮ろうぜ」と、2ショット撮影にも応じるほどの神対応ぶりだった。

　この粋な振る舞いに海外ファンも次々と反応。「凄いな」「ブッカー、楽しそうだね」「これだからブッカーのことが好きなんだよ」「素敵なことをする素敵な王様」など、その行動を称える声が多く上がっていた。

　ブッカーは29日に、スケートボード男子ストリートを観戦。予選14位で決勝に進めなかった14歳の小野寺吟雲（ぎんう）のもとを訪問し、健闘を称えるように肩に手を回して2ショットを撮影していたことでも話題となっていた。