パリ五輪で審判の“強制送還”が判明 誤審ではない別の理由で「職務から除外された」1枚の写真が原因に
パリ五輪のサーフィン競技で審判が自国へ“強制送還”される出来事があった。今大会は各競技で誤審や不可解判定が相次ぐなど審判への注目も集まっているが、今回の理由は“不適切交流”。海外メディアは「大会の職務から除外された」と報じている。
パリ五輪・サーフィン
パリ五輪のサーフィン競技で審判が自国へ“強制送還”される出来事があった。今大会は各競技で誤審や不可解判定が相次ぐなど審判への注目も集まっているが、今回の理由は“不適切交流”。海外メディアは「大会の職務から除外された」と報じている。
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1枚の写真が波紋を呼んだ。オーストラリア公共放送「ABC」は「豪州人審判がイーサン・ユーイングとの写真を巡ってパリ五輪から帰国。タイラー・ライトは準々決勝へ」との見出しで記事を掲載。「五輪サーフィンのオーストラリア人審判員が、母国スター選手のイーサン・ユーイングと写真撮影を行ったことを受け、大会の職務から除外された」と“強制送還”されたとしている。
記事によると、オーストラリア人のベン・ロウ審判員は同国のスター選手であるイーサン・ユーイングとコーチのビード・ダービッジ氏との3ショット写真をインスタグラムに投稿。事態を重く見た国際サーフィン連盟(ISA)は「審判員がこのような形で選手、そしてチームと関わることは不適切」との声明を発表し、ISAの行動規範と国際五輪委員会の倫理規定にそってロウ氏が職務を解かれたと説明している。
(THE ANSWER編集部)