「無課金おじさん」「007の悪役」 世界でバズる2人の五輪選手、日本ではマイナー競技がSNS席巻
パリ五輪で熱戦が続く中、世界のネットユーザーから人気を集めているのが2人の射撃選手だ。「無課金おじさん」「007の悪役」とも称される2人の素顔はどんなものなのだろうか。
いでたち両極端な射撃選手…2人ともネットで大バズり
パリ五輪で熱戦が続く中、世界のネットユーザーから人気を集めているのが2人の射撃選手だ。「無課金おじさん」「007の悪役」とも称される2人の素顔はどんなものなのだろうか。
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「無課金おじさん」と呼ばれているのは、7月30日に行われた混合10メートルエアピストル団体で、銀メダルを獲得したトルコの51歳、ユスフ・ディケチだ。話題となったのは競技中のいでたち。右手を伸ばし、体を傾けて真剣な目つきで標的を見つめているが、専用ゴーグルもイヤーマフも装着していない。左手はズボンのポケットに突っ込んでいるようにも見え、どこかラフな装いに注目が集まった。
これと対照的に、顔には射撃用メガネ、黒っぽい帽子を前後逆にかぶり、黒いユニホームというクールな姿のプレー動画が話題となったのが、7月27日に行われた女子10メートルエアピストルで銀メダルに輝いた韓国のキム・イェジだ。
英国の映画関係者がX(旧ツイッター)で「私が今まで人生で見た中で、最も“主役のようなオーラ”を放っている」「彼女はあまりにも冷淡で神秘的であるから、世界一偉大な存在であることに反応することすらできない」と紹介し人気に火が付いた。海外のファンからは「次のジェームズ・ボンドの悪役だ」との声も。ただその素顔は6歳の娘を育てるお母さんで、腰には娘の代わりに、ゾウさんのぬいぐるみをぶら下げるお茶目な一面もあるという。
ともに日本のみならず、世界のSNSでバズ状態となっている2人。日本では決してメジャーとはいえない競技かもしれないが、SNSの発信力もあり、瞬く間に知られる存在となっている。
(THE ANSWER編集部)