韓国が本戦出場逃した球技…現状の差を嘆く韓国メディア

　パリ五輪に出場している日本代表の特徴として、本戦出場をつかんだ球技が多いことが挙げられる。さらにサッカー男子は1次リーグを3戦3勝で突破、バスケットボール男子はフランスに延長戦まで食い下がる大善戦を演じた。この状況に「比べたくなくても比べるしかない」との声を上げているのが韓国メディアだ。ともに本戦出場を逃した自国の状況と比較している。

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　韓国メディア「スポーツ韓国」が「韓国と比較、素晴らしい日本サッカーとバスケの善戦」という記事で日韓の現状を比較し、日本のパリ大会での戦いを称賛する記事を掲載した。両種目とも韓国は本戦出場を逃しており「比べたくなくても比べるしかない」という現状だという。

　記事は「日本はサッカーでは23歳を過ぎた選手のワイルドカード（オーバーエイジ枠）を使わずに、グループリーグで3戦全勝チームとなり、バスケットボールでは開催国で、強国でもあるフランスと延長接戦まで繰り広げた」と日本の戦いを伝えた。サッカーでの3戦全勝は日本とフランスだけで「フランスは開催国のメリットもあり、強力な優勝候補だからそういうこともできるが、日本の善戦は驚くべきことだ」と位置付けた。

　さらに「日本のバスケットボールも素晴らしい」として、フランスと延長戦まで戦った末に敗れたものの、90-94という僅差だったことに驚いている。「日本は今回のオリンピックに自力で進出し、フランスという強国相手に善戦して世界を驚かせた」と伝える一方、「韓国は1996年のアトランタ大会を最後に本戦出場していない」と自国と比較している。