五輪アーチェリーの“神業”に衝撃 蜂が手にとまったのに10点満点「妨害にもかかわらず…」
パリ五輪の男子アーチェリー団体は現地29日に決勝が行われ、韓国がフランスを5-1で破り、3連覇を達成した。同日に行われた中国との準決勝では、矢を放とうとする金済徳の手に蜂がとまる珍事が発生。まさかのハプニングにも動じずに真ん中を射貫き、話題を呼んでいる。
パリ五輪
パリ五輪の男子アーチェリー団体は現地29日に決勝が行われ、韓国がフランスを5-1で破り、3連覇を達成した。同日に行われた中国との準決勝では、矢を放とうとする金済徳の手に蜂がとまる珍事が発生。まさかのハプニングにも動じずに真ん中を射貫き、話題を呼んでいる。
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準決勝の第3セット。準備をしている金済徳の周りを蜂が飛び回った。一度は追い払い、ルーティンを続けた金済徳だったが、いざ矢を放とうとした瞬間に蜂が右手にとまってしまった。韓国の英字紙「コリア・ヘラルド」は「針と矢:アーチャーが蜂の妨害にもかかわらずブルズアイを射貫く」と題して詳報。ハプニングにも動じない驚異の集中力で10点満点を記録したことを伝えた。
同紙によると、蜂がとまった時の心拍数は成人の平均的な安静時の数値である80前後で変わらなかったという。記者会見で金済徳は「それが私の手にとまった時、私は『これはオリンピックだ』と自分に言い聞かせた。腕を下げることはできなかった。矢を放つ強い決意を持っていた」と告白。記事は「妨害に直面したキムの落ち着きは視聴者に感銘を与えた」と伝えている。
(THE ANSWER編集部)