セーヌ川話題トライアスロンで疲労困憊 「なんてバトルだ!」 激闘選手たちの粋な1枚に海外称賛
パリ五輪は31日、男子トライアスロンが行われた。会場となるセーヌ川の水質問題が話題になっていたが、選手たちはそれぞれ奮闘。フィニッシュ時には粋なスポーツマンシップが生まれ、五輪公式は「なんてバトルだ!」と興奮している。
パリ五輪
パリ五輪は31日、男子トライアスロンが行われた。会場となるセーヌ川の水質問題が話題になっていたが、選手たちはそれぞれ奮闘。フィニッシュ時には粋なスポーツマンシップが生まれ、五輪公式は「なんてバトルだ!」と興奮している。
過酷な競技で疲労困憊になっても、敬意を込めて右手を差し出した。
金メダルを獲得したアレックス・イー(英国)はフィニッシュエリアで座り込んだ。左に並んだのは銀メダルのヘーデン・ワイルド(ニュージーランド)だ。右腕で優勝者と肩を組み、そこに4位のピエール・ルコール(フランス)も加わった。右手を差し出し、イーと握手。激闘を称え合った。
粋なスポーツマンシップが溢れた画像をパリ五輪公式Xが公開。文面で「なんてレース! なんてバトルだ! セーヌ川を泳ぎ、パリの街でワットを押し、アレクサンドル3世橋のフィニッシュラインを駆け抜ける、一生に一度のレースだった! また混合リレーで会いましょう」と称賛した。
さらに別の投稿では「これがオリンピックの精神だ」と興奮。コメント欄では「素晴らしい」「最高のスポーツマンシップだ」「疲労と友情を完璧に表現した写真」「これは間違いなく五輪の最高の瞬間の一つになるだろう」「スポーツに勝るものはない」と海外ファンの感動を呼んでいる。
トライアスロンを巡っては、30日に開催予定だった男子を31日に延期するなど水質問題が浮上。選手も簡単ではない調整を強いられた。今回の投稿に対し、海外ファンからも反響が集まっている。