韓国メディア伝えたキム・イェジの素顔

　パリ五輪で連日熱戦が繰り広げられる中、独特すぎるいでたちでSNSをバズらせている選手がいる。韓国の女子射撃選手キム・イェジのプレー動画に対し、欧米の映画関係者らが「最も“主役のようなオーラ”を放っている」とラブコールを送り、閲覧数は2500万回に迫る勢いだ。一方で韓国メディアは、6歳の娘を育てる“ママ・アスリート”としての素顔を伝えている。

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　韓国メディア「エックスポーツニュース」が伝えたのは、キム・イェジの素顔だ。27日に行われた10メートルエアピストル決勝で241.3点を記録し銀メダルに輝いた。このタイミングに合わせてバズったのが、欧米の映画関係者らが「最も“主役のようなオーラ”を放っている」と評した過去の大会動画。実に2500万回近くまで再生数が伸びているという。

　この中でキム・イェジは黒っぽい帽子を前後逆にかぶり、頭には射撃用メガネを装着している。黒いユニホームと無表情のプレーシーンが相まって雰囲気を高めている。淡々と打ち続ける様子もクールだ。ただその素顔は、6歳の娘を育てるお母さん。いわば“ママ射撃手”なのだという。

　記事によれば、キム・イェジはこの五輪、腰にゾウのぬいぐるみをぶら下げていることも知られており、これは娘のつもりで一緒にいるのだという。さらに「幼稚園へ行ったら、お母さんがオリンピックに出ていると自慢するでしょう。そこでメダルをとったと自慢できるようにしたい」と娘への思いを語り「ママもここで一生懸命やるから、あなたもそこでいつも健康でいてね。愛してる」とメッセージを送ったという。