報道陣に無言「逃げるように通過した」 卓球銀の北朝鮮ペアに一悶着、会見で「North Korea」呼びを拒否
パリ大会で五輪8年ぶりの出場を果たしたのが北朝鮮だ。卓球の混合ダブルスでは、世界ランキングのなかった謎のペアが快進撃。日本の張本智和、早田ひなペアを撃破して世界を驚かせ、銀メダルに輝いた。ただ記者会見では国の呼称に徹底的にこだわるなど、頑なな部分が露出。韓国メディア「エックスポーツニュース」が取り上げている。
韓国メディアが報じた謎の国の選手たち
パリ大会で五輪8年ぶりの出場を果たしたのが北朝鮮だ。卓球の混合ダブルスでは、世界ランキングのなかった謎のペアが快進撃。日本の張本智和、早田ひなペアを撃破して世界を驚かせ、銀メダルに輝いた。ただ記者会見では国の呼称に徹底的にこだわるなど、頑なな部分が露出。韓国メディア「エックスポーツニュース」が取り上げている。
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卓球混合ダブルスでリ・ジョンシクとキム・クムヨン組は30日に行われた決勝で銀メダルに輝いた。日本の張本、早田組を倒して8強に進出し、世界を驚かせたペアだ。記事は「今回のパリ五輪まで主要国際大会への出場がなく、全てがベールに包まれたままフランスの地を踏んだ」とその“謎っぷり”を伝えた。
ただ、取材に応じないのは相変わらずで、記事は「リ・ジョンシク、キム・クムヨン組は授賞式を終えると、ミックスゾーンを逃げるように駆け足で通過した」と伝えている。よほどの理由がないと拒否できない会見には臨んだものの、米国メディアの質問後、司会者に「ノース・コリア」と呼ばず「Democratic People’s Republic of Korea」と呼ぶように求めたという。回答も短く、記事は「選手たちは北朝鮮社会のように、徹底した統制を受けているようだ」と伝えた。
ただし、表彰式では金メダルの中国、銅メダルの韓国の選手たちと登壇。恒例の自撮りにも応じ、選手に笑みも見られるなど、素顔の一端をのぞかせていた。
(THE ANSWER編集部)