バスケ日本を襲った疑惑判定、本場・米老舗誌も「非常に疑わしい笛」指摘 八村退場も「開催国に有利」
パリ五輪は30日(日本時間31日)、男子バスケットボール1次リーグが行われ、B組第2戦の世界ランク26位・日本は同9位フランスと対戦。後半残り10秒までリードしながら追いつかれ、延長の末に90-94で大金星を逃した。その引き金となった日本へのファウル判定には、創刊70年で権威ある米老舗誌「スポーツイラストレイテッド」も「非常に疑わしい笛」と疑問を呈している。
パリ五輪
パリ五輪は30日(日本時間31日)、男子バスケットボール1次リーグが行われ、B組第2戦の世界ランク26位・日本は同9位フランスと対戦。後半残り10秒までリードしながら追いつかれ、延長の末に90-94で大金星を逃した。その引き金となった日本へのファウル判定には、創刊70年で権威ある米老舗誌「スポーツイラストレイテッド」も「非常に疑わしい笛」と疑問を呈している。
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大金星目前だった。4点リードして迎えた後半終了間際。フランスのストラゼルの3ポイントシュートに対し、河村がチェックにいく。これがリングに吸い込まれると笛が吹かれ、バスケットカウントが取られた。接触したか微妙に映ったが、フリースローを決められ、同点に。このまま延長戦に突入し、大金星は幻となった。
開催国にとって有利にも見えた判定。バスケの本場・米国の同誌も「フランスが非常に疑わしい笛を得て、日本に敗戦する番狂わせを回避」と題する記事を掲載し、「フランスは終盤、審判からのかなりの助けに救われた」と伝えた。問題のプレーについては動画も掲載しながら「カワムラはストラゼルに触れているように見えなかった」と主張。「静止画も接触がなかったことを示しているように見える」と記した。
さらに「開催国に有利な疑わしき判定を審判がしたのはこれが最初ではなかった」として、八村塁が2つ目のアンスポーツマンライクファウルを受けて退場処分を受けた場面についても言及。「この結果が開催国が大きな番狂わせを回避することを助け、フランスを2勝0敗に上げ、日本を0勝2敗に落とした」と勝敗をわける要因になったと強調した。
(THE ANSWER編集部)