パリ五輪

　パリ五輪は29日、スケートボードの男子ストリート決勝が行われ、前回の東京大会で金メダルを獲得した堀米雄斗が最後のトリックで97.08点を叩き出し、281.14点。7位から大逆転で連覇となる金メダルを獲得した。米国の中継で解説を務めたプロスケートボーダーは「彼以外誰にも出来ない」「このトリックはそれほど難しいんだ」と脱帽している。

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　堀米の最終試技。“神業”ともいえるトリックに成功して雄叫びを上げた。会心の97.08点を叩き出し、大逆転の金メダルを獲得した。米国で試合を中継した放送局「E！」で解説を務めた同国のプロスケートボーダーのライアン・シェクラーは「完璧にやってのけた」「これぞユウトだ」と絶賛した。

　スコアが出ると、シェクラーは「アンビリーバボー」と衝撃を受けた様子。「とてつもないですね。この得点に相応しいですよ。このトリックはそれほど難しいんです。彼しかできないですからね」と最敬礼していた。

優勝　堀米雄斗（日本）　281.14点
2位　ジャガー・イートン（米国）　281.04点
3位　ナイジャ・ヒューストン（米国）　279.38点