モデル柔道家ビロディドの中継に映らなかった涙にX感動 敗退後にうなだれても「君は最高だ!」
パリ五輪は29日、柔道女子57キロ級が行われ、2回戦でダリア・ビロディド(ウクライナ)が舟久保遥香に反則負けし、準々決勝進出を逃した。48キロ級で2018、19年世界選手権を制し、東京五輪でも銅メダルだった元世界女王。日本の生中継には映らなかった涙が、「君は最高だ!」と海外ファンの感動を誘っている。
パリ五輪・柔道女子57キロ級
パリ五輪は29日、柔道女子57キロ級が行われ、2回戦でダリア・ビロディド(ウクライナ)が舟久保遥香に反則負けし、準々決勝進出を逃した。48キロ級で2018、19年世界選手権を制し、東京五輪でも銅メダルだった元世界女王。日本の生中継には映らなかった涙が、「君は最高だ!」と海外ファンの感動を誘っている。
ビロディドはゴールデンスコア方式の延長戦で3つ目の指導。計6分47秒の死闘に敗れた。顔を覆って涙。畳を降りた後も座り込み、うなだれるように頭を抱えた。
日本の中継には映らなかった場面の画像を、ウクライナ五輪代表公式インスタグラムが公開。海外ファンからこんなコメントが寄せられた。
「全ての国の人たちがまだ君の素晴らしいパフォーマンスを応援している」
「誇りに思っています」
「よくやったね! あなたは最高!」
「素晴らしいパフォーマンスだった」
モデルとしても活躍。東京五輪でも日本で人気を博した。東京五輪後に2階級上げ、今大会には57キロ級で出場。ネット上では「ウクライナ美女ビロディド出るじゃん」「可愛いくて強い」と熱視線を浴びていた。
25歳の舟久保は22、23年世界選手権で2位。準々決勝で敗れたが、敗者復活戦を勝ち上がって銅メダルを獲得した。