カヌー羽根田卓也が準決勝敗退 当落線上13位で8年ぶりメダルならず…37歳で5度目の五輪終戦
パリ五輪は29日、カヌー・スラローム男子カナディアンシングル準決勝が行われ、2016年リオ五輪銅メダルの羽根田卓也(ミキハウス)が16人中13位で決勝進出を逃した。5大会連続出場の37歳。決勝は日本時間30日午前0時20分から上位12人で行われる。
パリ五輪
パリ五輪は29日、カヌー・スラローム男子カナディアンシングル準決勝が行われ、2016年リオ五輪銅メダルの羽根田卓也(ミキハウス)が16人中13位で決勝進出を逃した。5大会連続出場の37歳。決勝は日本時間30日午前0時20分から上位12人で行われる。
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羽根田は予選13位で準決勝に進出。4番手で登場し、濁流と果敢に立ち向かいながら107.11点だった。以降は決勝進出ラインの当落線上に位置し、後続の選手たちの結果待ち。11位で最終競技者を迎えた。最後は地元フランスのニコラ・ジェスタンがトップに立ち、羽根田は12位に2.87点差の13位で無念の終戦となった。
高校卒業後、競技が盛んなスロバキアへ渡って単身武者修行。初出場は08年北京五輪だった。12年ロンドン五輪で7位に入り、16年リオ五輪は銅メダルで日本人初の快挙を達成。「ハネタク」の愛称で親しまれ、競技の普及に尽力した。東京五輪は10位に終わり悔し涙。37歳の第一人者にとって5大会連続の大舞台だった。
(THE ANSWER編集部)