「日本フェンシング界にとってなんて瞬間だ」 加納虹輝が歴史的金メダル、国際中継でも大絶賛「足さばきの速さが違い作る」
パリ五輪は28日、フェンシングの男子エペ個人決勝が行われ、26歳の加納虹輝(JAL)が金メダルを獲得した。地元フランスのヤニク・ボレルと対戦。完全アウェーの雰囲気の中、最後までリードを譲らず15-9で勝ち切り、日本フェンシング界初の個人種目金メダルとなった。
パリ五輪
パリ五輪は28日、フェンシングの男子エペ個人決勝が行われ、26歳の加納虹輝(JAL)が金メダルを獲得した。地元フランスのヤニク・ボレルと対戦。完全アウェーの雰囲気の中、最後までリードを譲らず15-9で勝ち切り、日本フェンシング界初の個人種目金メダルとなった。
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3回戦で見延和靖、準々決勝で山田優を破っているボレルとの一戦。3-2で第1ピリオドを終えると、第2ピリオドではさらにリードを広げる。4点差で迎えた運命の第3ピリオドでも得点を重ね、先に15点に到達。快挙を成し遂げた。
国際中継の英語実況席でも、加納に対する称賛が止まらない。「なんというフラッシュ」「カノウはボレルよりも少しだけ素早いようだ」とスピードが称えられたかと思えば、「何というタッチだ」「カノウの足さばきの速さが違いを作っている」と巧みな技術も注目されていた。
金メダルが確定すると「日本の若きフェンサーと日本フェンシング界にとってなんという瞬間だ」と称えられた。日本は男子エペ団体では金メダルを取っているが、個人ではこれが初。歴史的な出来事になり「試合開始から圧倒した」と完勝が伝えられていた。
(THE ANSWER編集部)