阿部一二三を敗退した妹・詩が応援 号泣から5時間後に客席から家族とエール
パリ五輪は28日、柔道男子66キロ級が行われ、阿部一二三が準決勝でデニス・ビエル(モルドバ)と対戦する。約5時間前の女子52キロ級2回戦で敗退した妹・詩が客席から応援。兄妹同日連覇の偉業を叶えられなかったが、心を一つに戦っている。
パリ五輪
パリ五輪は28日、柔道男子66キロ級が行われ、阿部一二三が準決勝でデニス・ビエル(モルドバ)と対戦する。約5時間前の女子52キロ級2回戦で敗退した妹・詩が客席から応援。兄妹同日連覇の偉業を叶えられなかったが、心を一つに戦っている。
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詩は家族と客席に座り、おにぎりを頬張る姿が中継で映された。一二三の準決勝でも、入場前から客席に待機。日本のジャージに身を包み、真剣な表情で畳を眺めた。
一二三は初戦の2回戦で一本勝ち。準々決勝では負傷し、鼻血を出しながらも合わせ技で一本勝ちした。同じく連覇を狙った詩は、2回戦でディヨラ・ケルディヨロワ(ウズベキスタン)に谷落で一本負け(3分4秒)。敗戦直後から声を上げて号泣し、コーチに支えながら退場した。2回戦の負けは敗者復活戦がなく、メダルを逃していた。
(THE ANSWER編集部)