五輪制覇後に示した日本の柔道精神に感嘆 角田夏実の「美しさに感動」「なかなかできない」
パリ五輪は27日、柔道女子48キロ級決勝で角田夏実(SBC湘南美容クリニック)がバーサンフー・バブードルジ(モンゴル)に優勢勝ちし、金メダルを獲得した。試合直後、激闘を終えた角田が畳から下りる直前に丁寧なお辞儀をしたことが話題となっており、「所作の美しさに感動しました」など称える声が上がっている。
パリ五輪・柔道女子48キロ級
パリ五輪は27日、柔道女子48キロ級決勝で角田夏実(SBC湘南美容クリニック)がバーサンフー・バブードルジ(モンゴル)に優勢勝ちし、金メダルを獲得した。試合直後、激闘を終えた角田が畳から下りる直前に丁寧なお辞儀をしたことが話題となっており、「所作の美しさに感動しました」など称える声が上がっている。
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31歳で初出場となった五輪で手にした悲願の金メダル。試合後、角田は歓喜を爆発させることなく、対戦したバブードルジと互いの健闘を称え合うと、引き揚げる際には畳に向かって静かに一礼した。
柔道家として、武道の精神でもある「礼に始まり礼に終わる」を五輪決勝という大舞台でも貫いた角田。この振る舞いに、ネット上では日本人ファンから感銘を受けたとの声が相次いでいる。
「礼の所作の美しさに感動しました」
「勝利の後もはしゃぐことはせず、試合相手や会場という場=道場に対し敬いの態度の礼。それが武道精神とはいえ、なかなか出来ることではありません」
「これが日本の柔道だよね」
「めちゃくちゃ嬉しいはずなのに静かに礼をする姿に静の強さを感じました」
「JUDOというより“柔道”を観た感じ。始めの礼から終わりの礼まで美しく清々しくかっこよかった」
日本発祥の競技で、強さだけでなく礼節を重んじる姿を世界に示した金メダリストに、日本のファンがあらためて賛辞を送っている。
(THE ANSWER編集部)