阿部一二三、血染めの死闘で一本勝ち! 妹・詩敗退から連覇へ執念「鼻折れたんじゃ…」X心配
パリ五輪は28日、柔道男子66キロ級が行われ、連覇を狙う阿部一二三が準々決勝でヌラリ・エモマリ(タジキスタン)に合わせ技一本勝ちを決めた。妹の詩が女子52キロ級で2回戦敗退。兄妹同日連覇の偉業を叶わないが、血染めの死闘を制した。
パリ五輪
パリ五輪は28日、柔道男子66キロ級が行われ、連覇を狙う阿部一二三が準々決勝でヌラリ・エモマリ(タジキスタン)に合わせ技一本勝ちを決めた。妹の詩が女子52キロ級で2回戦敗退。兄妹同日連覇の偉業を叶わないが、血染めの死闘を制した。
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阿部は試合序盤に出血。治療の末、鼻の穴に詰め物をして畳に戻った。技ありで優勢の状況だったが、さらに組み合う中で相手の右膝が顔面に。2度目の治療に入り、畳に戻ると会場から拍手を送られた。直後に技ありで一本。相手は負傷したようで、阿部は心配そうに駆け寄った。
同じく連覇を狙った詩が2回戦でディヨラ・ケルディヨロワ(ウズベキスタン)に谷落で一本負け(3分4秒)した。敗戦直後から声を上げて号泣。立ち上がれず、コーチに支えながら退場していた。Xでは「阿部一二三、、鼻折れたんじゃないよな。。。」「阿部一二三選手鼻から流血しながら戦う姿カッコ良すぎる!!」と心配の声などが上がった。
(THE ANSWER編集部)