五輪サッカー前回女王カナダに激震! GL勝ち点6減&罰金3500万円をFIFA通達…ドローン偵察騒動で処分
パリ五輪女子サッカーで連覇を狙うカナダ代表がドローンを駆使して相手チームにスパイ行為をしていた問題を受け、国際サッカー連盟(FIFA)はグループリーグの勝ち点6減の処分を通達した。さらに20万スイスフラン(約3476万円)の罰金、べブ・プリーストマン監督、非公認分析官ジョセフ・ロンバルディ氏と、そのアシスタントコーチのジャスミン・マンダー氏に1年間の資格停止処分も下された。
ドローン偵察騒動に広がる余波
パリ五輪女子サッカーで連覇を狙うカナダ代表がドローンを駆使して相手チームにスパイ行為をしていた問題を受け、国際サッカー連盟(FIFA)はグループリーグの勝ち点6減の処分を通達した。さらに20万スイスフラン(約3476万円)の罰金、べブ・プリーストマン監督、非公認分析官ジョセフ・ロンバルディ氏と、そのアシスタントコーチのジャスミン・マンダー氏に1年間の資格停止処分も下された。
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発端は現地22日、サンテティエンヌで行われた同グループのニュージーランド(NZ)代表のトレーニング中、上空にドローンが飛来。スタッフが即座に警察に通報したと米スポーツ専門局「ESPN」などが報じた。操縦していたのはカナダのサポートスタッフで、NZ側はカナダから謝罪されたことも明かしている。
カナダオリンピック委員会(COC)は24日、ロンバルディ氏とマンダー氏をチームから外し、直ちに帰国させたほか、プリーストマン監督が25日のNZ戦のベンチ入りを辞退した。試合は2-1で勝利したものの、その後にカナダサッカー協会から指揮官の今大会残り試合の出場停止処分が下されていた。勝ち点3から6減により、勝ち点「-3」となり、前回女王のグループリーグ突破は厳しい状況になった。
(THE ANSWER編集部)