敗戦バレー日本へ「マナーが素晴らしい」 勝者ドイツ選手が「低姿勢で挨拶を…」と称賛の声
パリ五輪は27日、男子バレー1次リーグC組初戦が行われ、世界ランク2位の日本が同11位のドイツにフルセットの末に2-3で敗れた。52年ぶりのメダル獲得を目指す日本にとっては苦難のスタートとなったが、試合直後のコートで生まれた両者が健闘を称え合い、日本人ファンの心も和んでいる。
パリ五輪・男子バレーボール
パリ五輪は27日、男子バレー1次リーグC組初戦が行われ、世界ランク2位の日本が同11位のドイツにフルセットの末に2-3で敗れた。52年ぶりのメダル獲得を目指す日本にとっては苦難のスタートとなったが、試合直後のコートで生まれた両者が健闘を称え合い、日本人ファンの心も和んでいる。
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黒星スタートとなり肩を落とす日本。落胆しながらも握手に向かった。ネット越しに両者が健闘を称え合い、ドイツの列の最後にいたのが、この試合で両チーム最多24得点を奪った39歳のギョルギ・グロゼルだった。背番号9をつけた勝利の立役者は、身を少しかがめながら日本の選手に両手を差し出し、一人ひとりと目を合わせながら握手。山本智大とは互いに満面の笑顔を見せていた。
この姿にネット上の日本人ファンも感激。「上手いだけじゃなく、お人柄も素晴らしい。試合後の対応がとても真摯で温かった。一流ってこういうことなんだろうなあ」「低姿勢で挨拶しててめちゃくちゃいい人認定!」「ドイツの選手、日本と握手するとき両手でしててお辞儀してる選手いてスポーツマナー素晴らしいな」など賛辞の声が相次いだ。
緊張感漂う五輪初戦は、まさに死闘となった。両者が一歩も譲らぬ一進一退の攻防。2-2の最終セットも白熱の展開となったが、粘りを見せるドイツが最後の1点をもぎ取って15-12で制した。
(THE ANSWER編集部)