世界ランキング22位の韓国、同6位のドイツを下す

　パリ五輪は26日（日本時間27日）に行われた開会式に先立って、いくつかの競技がスタートしている。そのうちの1つのハンドボール女子で発生した下剋上が話題となった。25日に行われた1次リーググループAで、世界ランキング22位の韓国が同6位のドイツを23-22（11-10、12-12）で破ったのだ。

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　韓国メディア「MKスポーツ」が「確率7パーセントの奇跡」という記事で紹介している。英国最大のギャンブルサイト「ベット365」が、この試合の直前に予想した韓国の勝率が7.1パーセントだったというのだ。

　記事は、韓国は2015年から2021年の間、世界選手権でドイツと4度対戦し3敗1分けで1度も勝利できなかったと紹介。「勝利予想の根拠は十分だったが、一方的な弱体評価に同意しなかった韓国はドイツを破った」と驚きの結果であるとしている。

　さらに国際ハンドボール連盟の公式ウェブサイトがこの試合を「最後の反転に成功した韓国、後半戦の爆発でドイツを衝撃に陥らせた」「衝撃的な勝利」「パリオリンピック最大異変の主人公」「最も大きな驚きをプレゼントした」と伝えたことを引用し、選手の奮闘を称えた。