五輪プールが衝撃の「緑化」 たった一夜でまさか…意外な“犯人”発覚、仮説も飛び交う事態に【オリンピック事件簿】
パリ五輪が26日(日本時間27日)に遂に開幕。夏季大会は1896年に第1回大会が開催され、今回で33回目。数々の名場面のほか、記憶に残る“事件”も起きてきた。4年に一度のこの機会に、過去の出来事を「オリンピック事件簿」として振り返る。2016年リオデジャネイロ五輪は環境面の問題が取りざたされた中、飛込競技用のプールに異変が発生。意外な“犯人”に世界が驚愕した。
夏季五輪で起こった“事件”を振り返る
パリ五輪が26日(日本時間27日)に遂に開幕。夏季大会は1896年に第1回大会が開催され、今回で33回目。数々の名場面のほか、記憶に残る“事件”も起きてきた。4年に一度のこの機会に、過去の出来事を「オリンピック事件簿」として振り返る。2016年リオデジャネイロ五輪は環境面の問題が取りざたされた中、飛込競技用のプールに異変が発生。意外な“犯人”に世界が驚愕した。
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誰もが目を疑った。2016年8月9日、マリア・レンク水泳センターの飛込用プールの水が突如、緑色に変化。前日まで透明を保っていた水面は一変した。翌日には隣の水球用プールも緑に変色。リオ五輪組織員会は水質検査の結果、安全性に問題はないとして競技を実施した。
組織委員会は「会場内の暑さと通気不足のために藻が繁殖して色が変わった」という声明を発表。ただかなりのレアケースとあって「アルカリ度が突如変わったため」「水処理をするための化学薬品の不足」といった説も飛び交い、海外メディアもこぞって報道した。
リオ五輪ではセーリング会場の深刻な水質汚染も話題になっており、大会前にはジカ熱の発生で一部の選手が出場を見合わせる事態になっていた。一夜にして生まれた“緑のプール”もまた、リオ五輪の環境問題を象徴する事件だった。
(THE ANSWER編集部)