パリ開会式、前例のない大ピンチに陥った各国報道陣に注目「締め切りに間に合わせる新聞記者に…」
パリ五輪は26日(日本時間27日)、セーヌ川沿いで開会式が行われた。夏季五輪としては史上初めて、競技場の外で開催。あいにくの雨となったが、それゆえに生まれた“史上初”の珍光景をカナダのレポーターが報じている。
パリ五輪開会式
パリ五輪は26日(日本時間27日)、セーヌ川沿いで開会式が行われた。夏季五輪としては史上初めて、競技場の外で開催。あいにくの雨となったが、それゆえに生まれた“史上初”の珍光景をカナダのレポーターが報じている。
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現地で大会を取材するカナダ公共放送「CBC」のレポーター、デビン・ハーロウ氏は自身のXにある動画を公開。屋外に設けられた記者席にて、各国のメディア関係者が作業しているが、屋根がなく雨ざらしの環境。パソコンなど精密機械を扱うものには“大ピンチ”だ。ポンチョを着て、濡れないように覆いながらも作業している者もいるようだ。
スタジアムでの開会式であれば、屋根がある場所で作業できたはず。今回は屋外開催だったため前例のない光景が広がった。ハーロウ氏は「開会式で雨の中、ポンチョを着て、パソコンに入力し、締め切りに間に合わせるすべての新聞記者に祝福を」と記し、苦戦する同業者たちの様子を伝えていた。
花の都パリでは1924年以来、100年ぶり3度目の開催。32競技、329種目が実施される。スローガンは「広く開かれた大会」で、環境に配慮した五輪を目指している。
(THE ANSWER編集部)