飛び交う痛烈野次「パスポート返せ!」 五輪でフランス代表選ばず…米国NBA大物に心無い出迎え
パリ五輪の男子バスケットボールで5連覇を目指す米国代表。26日(日本時間27日)の開会式を前に各選手がパリ入りする中、“手痛い歓迎”を受けた大男がいた。カメルーン出身で、2022年にはフランスのパスポートを取得しているジョエル・エンビードだ。五輪にフランス代表として出場意欲を示していたこともあり、「パスポートを返せ!」と辛辣な野次を浴びせられている。
NBA2022-23シーズンMVPのエンビード
パリ五輪の男子バスケットボールで5連覇を目指す米国代表。26日(日本時間27日)の開会式を前に各選手がパリ入りする中、“手痛い歓迎”を受けた大男がいた。カメルーン出身で、2022年にはフランスのパスポートを取得しているジョエル・エンビードだ。五輪にフランス代表として出場意欲を示していたこともあり、「パスポートを返せ!」と辛辣な野次を浴びせられている。
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バスに乗り込もうとするエンビードに「パスポートを返せ!」「フランスのためにプレーするべきだった」と辛辣な野次が飛んだ。身長213センチの大男は苦笑い。米紙「ニューヨーク・ポスト」は「五輪で急転換したジョエル・エンビードが、パリ到着時にファンから野次られる」と題する記事を掲載し、「水曜日、エンビードは英雄としてフランスに凱旋することはなかった」と伝えた。
NBAの2022-23シーズンMVP。記事は「フランスの元植民地だったカメルーン出身のエンビードは、22年にフランスのパスポートを取得。彼らの代表として五輪に出場する意欲を示していた」「しかし数か月後、この30歳は前言を撤回。米国市民となり、5連覇を目指す米国代表を助けることを選んだ」と“鞍替え”の経緯を紹介した。
(THE ANSWER編集部)