五輪女子選手「経血漏れの心配も意識せずに済む」 女性アスリートに配慮されたユニホームを称賛
パリ五輪は現地26日に開幕する。カナダの女子レスリング選手は今大会で着用するシングレット(上下一体型ユニホーム)のデザインについて「素晴らしいアイデア」と称賛。その理由などを語った様子を地元テレビ局が報じている。
カナダの女子レスリング選手が吐露
パリ五輪は現地26日に開幕する。カナダの女子レスリング選手は今大会で着用するシングレット(上下一体型ユニホーム)のデザインについて「素晴らしいアイデア」と称賛。その理由などを語った様子を地元テレビ局が報じている。
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カナダのテレビ番組「CTVニュース」は「対話のキッカケとなる生理:五輪レスリング選手が論じるタブーなトピック」と題し、同国女子レスリング代表としてパリ五輪に出場するリンダ・モライスのインタビュー記事を公開。このテーマについてモライスは「指導者やウェアをデザインする人ができることは、もっと濃い色のシングレットを用意することでしょう」と配色の重要性を主張した。女性アスリートは月経の際に白のユニホームに抵抗がある選手も少なくない。
記事では、今回のカナダ代表が着用する、トップの白と下部の深紅が特徴的であるというシングレットのデザインに言及。モライスは「素晴らしいアイデアです。というのも、経血漏れの心配が起きた場合に女子選手があまり意識せず済むからです」と、女性アスリートの不安を解消する配慮を称賛している。
(THE ANSWER編集部)