金メダリストがパリ五輪直前に出場辞退 馬術で馬に虐待行為が発覚「言い訳できない。深い恥」
パリ五輪開幕を前に、馬術競技界のスター選手が大会から姿を消した。これまで五輪で6個のメダルを獲得している英国のシャーロット・デュジャルダンが、馬を虐待する動画が出回ったことを受けて、パリ五輪出場を辞退したと英紙「ガーディアン」が報じている。
過去3大会でメダル6個を獲得した英国のデュジャルダン
パリ五輪開幕を前に、馬術競技界のスター選手が大会から姿を消した。これまで五輪で6個のメダルを獲得している英国のシャーロット・デュジャルダンが、馬を虐待する動画が出回ったことを受けて、パリ五輪出場を辞退したと英紙「ガーディアン」が報じている。
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自身4度目の五輪出場だったデュジャルダンだが、英紙「ガーディアン」のスポーツ専門インスタグラムは23日、「チームGB(英国)の大スターの一人であるデュジャルダンが、馬を虐待したとされる映像が出回ったため、パリ五輪からの追放が決定した」と報道。「国際馬術連盟から“即時有効”となる6か月の出場停止処分を受けたと発表される数時間前に、大会出場を辞退した」という。
同紙は本人のコメントも紹介。「今回の出来事は全く私らしくないもので、私の馬の調教方法や教え子たちの指導方法を反映したものではありません。しかし、言い訳はできません。私は深く恥じており、あの時もっと良いお手本を示すべきでした。自分の行動を心から反省し、チームGB、ファン、スポンサーを含むすべての人を失望させたことに打ちのめされています」と語っている。
39歳のデュジャルダンは、2012年ロンドン五輪に初出場すると、団体と個人で2つの金メダルを獲得。16年リオデジャネイロ五輪では団体で銀、個人で金、21年東京五輪でも団体と個人で銅メダルを獲得し、過去3大会で計6個のメダルを獲得してきた。
(THE ANSWER編集部)