宮里藍、涙の「サヨナラ」 現役引退後唯一の決定事項は「犬か猫を飼いたくて…」
引退を決断してから一切の迷いや後悔はなし「それが私の個性」
LPGAは公式サイトで「アイはLPGAに愛をもたらし、全員を恋しくさせる力がある」とつづるとともに、「アイ・ミヤザトはLPGAの最後の大会をプレーし、サヨナラと言う」と特集を組んだ。
記事では「アイの現役引退は、ここ10年間において、アニカ・ソレンスタム、ロレーナ・オチョア、朴セリを含め、世間を驚かせるスーパースターの引退劇の1つとなった」とレジェンドたちの名前を引き合いに出し、現役引退の衝撃の大きさに言及。そして、「彼女たちは家庭を優先する、またはゴルフ以外のことを挑戦するための決断となった一方で、アイはどうして引退するのかという理由がまだ定まっていない稀有な例だ」と引退の理由についてフォーカスしている。
宮里はLPGAに対して「私たちゴルファーが決断をする時はそれぞれ違うシチュエーションなのかなと思っている。でも、それがモチベーションにもなるし、私の個性です」と語り、引退を決断してから迷いや後悔は一切感じなかったという。
「私はずっとペットが欲しかったのだけれど、世界中を回るためにそれが叶わなかった。だから犬か猫を飼いたくて、どちらも飼ってしまおうかとも思い始めているので、それを採用することになりそうです」
現段階で決まっている事項として、ペットを飼おうと思っていることを明かした宮里。女子ゴルフ界の第一線を走り続けてきた彼女が、どのような“セカンドキャリア”を歩むのか、静かに見守りたい。