宮里藍、涙の「サヨナラ」 現役引退後唯一の決定事項は「犬か猫を飼いたくて…」
女子ゴルフの米ツアーメジャー最終戦、エビアン選手権(エビアンリゾートGC)は17日に最終ラウンドが行われ、今大会限りで引退する宮里藍(サントリー)は通算1オーバーの33位タイで現役最後の試合を終えた。日本人初の世界ランキング1位に輝くなど、夢と希望を与えた日本人に対し、LPGAも「アイはLPGAに愛をもたらし、全員を恋しくさせる力がある」と別れを惜しんだ。
現役ラストゲームのエビアン選手権…通算1オーバーの33位タイでフィニッシュ
女子ゴルフの米ツアーメジャー最終戦、エビアン選手権(エビアンリゾートGC)は17日に最終ラウンドが行われ、今大会限りで引退する宮里藍(サントリー)は通算1オーバーの33位タイで現役最後の試合を終えた。日本人初の世界ランキング1位に輝くなど、夢と希望を与えた日本人に対し、LPGAも「アイはLPGAに愛をもたらし、全員を恋しくさせる力がある」と別れを惜しんだ。
2009年、11年に優勝した相性のいい大会で最後の瞬間を迎えた。
1アンダーの27位で出た宮里は、5番、6番で連続ボギーを叩いたが、9番パー5でこの日初めてのバーディー。後半は10番、14番でボギー、15番をバーディーとしたが、結局2バーディー、4ボギーの73とスコアを2つ落とし、通算1オーバーの33位タイでフィニッシュした。
最終18番ホールを終えると、宮里は笑顔の後、感極まり目もとを押さえた。米ゴルフ専門局「ゴルフチャンネル」も公式ツイッターで「なんてキャリアなんだ! 今までありがとう、アイ・ミヤザト!!」とのメッセージとともに、その模様を動画付きで速報。選手や関係者が次々と宮里の元を訪れ、別れを惜しみながらハグをする様子は多くの感動を呼んだ。