【F1】ロズベルグが語った同僚の存在「競争心はハングリー精神と等しい」
競争心が引き出す強さ
その一方で、チームが勝利しているのはこの競争心があるからこそだとも認めている。
「ルイスはこれほど競争心にあふれる人には会ったことがないと言ったらしいね。競争心はハングリー精神と等しいんだ。僕はいつも自分自身で何かを成し遂げたい――。父親のお金でジーンズを買うのが嫌いだったからね」
ロズベルグは同紙のインタビューの中でそう語っている。
最強のライバルがチームメートになっていることで、コンマ1秒たりとも気を抜くことはできない――。切磋琢磨する姿勢が結果的に自身の成長、そして今季のメルセデスの強さを引き出していることは間違いないようだ。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images