【テニス】米メディアも注目、錦織はリオ五輪で「本物のメダル候補」
8月のリオデジャネイロ五輪に出場の意向を示している男子テニス世界ランキング6位の錦織圭(日清食品)に米メディアも注目している。
リオの舞台は錦織が得意のハードコート
8月のリオデジャネイロ五輪に出場の意向を示している男子テニス世界ランキング6位の錦織圭(日清食品)に米メディアも注目している。米放送局「FOXスポーツ」アジア版がリオ五輪のテニス会場が錦織にとっての“得意コート”になるとレポートしている。
今月初旬のウィンブルドン選手権で左脇腹痛のために4回戦で途中棄権した錦織は現地25日にカナダ・トロントで開幕するロジャーズ・カップで戦線復帰する予定。
そんな錦織に関して、同局は先週末に都内で行った会見でリオ五輪出場に前向きな姿勢を見せたことをレポート。「脇腹に抱えた負傷は解決している模様だ。またリオで使用されているデコ・ターフコートは彼が(全米オープンで)準優勝した時と同じサーフェスである」と言及した。
「デコ・ターフコート」とは日本で言うハードコートの一種のことで、錦織のハードコートの強さは現地メディアも注目。同局が報じているように、錦織が準優勝を果たした2014年全米オープンの会場「フラッシング・メドウズ・コロナ・パーク」がハードコートだったことは周囲にも強く印象付けられている。
同局は「日本人エースは計11回のATPツアー制覇を果たし、2014年の全米オープンも決勝まで到達している。来月行なわれるブラジルでの戦いで本物のメダル候補と言って差し支えない」と高評価。4年前のロンドン五輪では準々決勝に進出。果たしてリオでメダルを手にすることはできるか。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer