夢は全球場登板 右手の指3本ない7歳少女がWS始球式 MLBも「彼女の思い応援」
アメリカで生まれつき右手の指3本がない7歳の少女が3Dプリントで製作された器具を使い、野球の世界最高峰MLBワールドシリーズで始球式を務めることが決定。米メディアは義手代わりの器具で野球をプレーしている様子を動画付きで紹介するなど、奇跡のストーリーが全米で話題となっている。米ヤフー・スポーツが特集した。
奇跡の物語が全米話題…3Dプリントで義手代わりの器具製作、WS第4戦登板へ
アメリカで生まれつき右手の指3本がない7歳の少女が3Dプリントで製作された器具を使い、野球の世界最高峰MLBワールドシリーズで始球式を務めることが決定。米メディアは義手代わりの器具で野球をプレーしている様子を動画付きで紹介するなど、奇跡のストーリーが全米で話題となっている。米ヤフー・スポーツが特集した。
記事によると、異例の挑戦をするのはヘイリー・ドーソンちゃんだ。生まれつき右手の指3本がない障害がありながら、3Dプリントの技術で製作された器具を使い、ボールを握って投げているという。
米メディア「Bleacher Report」が以前、彼女の様子を公式ツイッターに動画付きで投稿。映像では、かわいらしい金髪の少女が白やオレンジの義手代わりの器具を付けながら、野球場で下手投げでボールを投げてプレーしたり、ホワイトボードにペンで器用に文字を書いたりする模様を紹介している。
記事によれば「Bleacher Report」の報道から、アメリカで大きな反響を集めることに。彼女の夢は「MLBの全球場で始球式を行うこと」といい、すでにナショナルズとオリオールズの試合で実際に参加したことを紹介している。