「そして、ニシコリだ」 悪童レジェンドが次代の世界1位候補に錦織を指名
満身創痍で今季はタイトルなしも…レジェンドはポテンシャルに期待
現在テレビ解説者を務める同氏は、こう分析したという。世界ランク4位の20歳の天才、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は次代のエース最有力候補と評価されているが、マッケンロー氏には198センチの長身にフィジカル的な不安定さを指摘している。
そして、18歳のカナダの超新星、デニス・シャポバロフ(カナダ)は8月のロジャーズ・カップ3回戦でナダルをフルセットの末に撃破するなど、躍動感あふれるテニスでポテンシャルの高さを示している。
このテニス界の若きアイドルコンビに加え、9位のグリゴル・ディミトロフ(ブルガリア)、故障で離脱中の11位ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、そして、錦織の世代の名前をNO1候補としてマッケンロー氏は挙げていた。
小柄な体格で世界のトッププレーヤーと戦い続けてきた錦織。今季は満身創痍な状況でタイトルなしに終わったが、現在は来季の完全復活に向けて治療を進めている。テニス界のレジェンドは錦織のポテンシャルを信じているようだ。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer