19歳素根輝、柔道で東京五輪内定1号 女子78キロ超級「東京で必ず金メダル獲ります」
東京五輪代表選考会の一つとなっている柔道グランドスラム(GS)大阪大会の最終日が24日、丸善インテックアリーナ大阪で行われ、女子78キロ超級を制した素根輝(環太平洋大)が初の五輪代表に内定した。世界選手権の優勝者として今大会を制し、試合後の全柔連強化委員会で出席者の34人全員が賛成。3分の2以上の条件を満たし、柔道では男女通じて内定1号となった。代表枠を争っていた朝比奈沙羅(パーク24)は出場を逃した。
強化委員会協議で全会一致、男女通じて第1号、朝比奈沙羅との争いに決着
東京五輪代表選考会の一つとなっている柔道グランドスラム(GS)大阪大会の最終日が24日、丸善インテックアリーナ大阪で行われ、女子78キロ超級を制した素根輝(環太平洋大)が初の五輪代表に内定した。世界選手権の優勝者として今大会を制し、試合後の全柔連強化委員会で出席者の34人全員が賛成。3分の2以上の条件を満たし、柔道では男女通じて内定1号となった。代表枠を争っていた朝比奈沙羅(パーク24)は出場を逃した。
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五輪は男女7階級で出場権は各階級1人。日本代表の選考は3段階あり、一つは8月の世界選手権優勝者が今大会を制し、試合後に行われる全柔連強化委員会で出席者の3分の2以上が賛成すれば内定する。
素根は決勝でロンドン五輪金メダルのイダリス・オルティス(キューバ)を撃破して大会初優勝。強化委員会前の優勝インタビューでは「東京五輪に出て金メダルを獲るという目標で練習にも取り組んできたので、今日は優勝できて本当に良かったです。ここで決めたいと思っていた。そこはうれしいです。東京五輪では必ず金メダル獲ります」と喜んでいた。
強化委員会後、女子の増地克之監督は「満場一致で素根輝、東京五輪内定しました。GSで非常に頼もしくなったなと。一番重い階級を引っ張っていくなと思った。万全の状態で東京五輪に向かって、金メダルを獲らせるようにしたい」と話した。
今大会で代表が決まらなかった階級は、来年2月までの主要国際大会終了時点の実績で判断されるか、4月の全日本選抜体重別選手権が最終選考会となる。
(THE ANSWER編集部)