シャラポワ、逆風に変化? 総立ちの壮絶ラリーに称賛殺到「君は戻ってきたんだ」
テニスの全米オープンは1日(日本時間2日)、女子シングルス3回戦で元世界ランク1位のマリア・シャラポワ(ロシア)が同139位のソフィア・ケニン(米国)を7-5、6-2で下し、16強入り進出。特に注目を集めたのは、第2セットで繰り広げた壮絶ラリーだ。17秒に及ぶ死闘を大会公式ツイッターも「圧巻」と表現し、ファンから「偉大な帰還を遂げている」「君は戻ってきたんだね」と称賛が殺到している。
3回戦で「圧巻のラリー」が炸裂、ファンの間では賛辞拡大「偉大な帰還遂げている」
テニスの全米オープンは1日(日本時間2日)、女子シングルス3回戦で元世界ランク1位のマリア・シャラポワ(ロシア)が同139位のソフィア・ケニン(米国)を7-5、6-2で下し、16強入り進出。特に注目を集めたのは、第2セットで繰り広げた壮絶ラリーだ。17秒に及ぶ死闘を大会公式ツイッターも「圧巻」と表現し、ファンから「偉大な帰還を遂げている」「君は戻ってきたんだね」と称賛が殺到している。
元世界1位の強さは戻ってきたのか。シャラポワが驚異のプレーを演じたのは、1-0とリードした第2セット、4-2とリードした第7ゲームだった。
シャラポワのサービス。代名詞のシャウトから力強いサーブでケニンを崩すと、今度はロブショットでネット際に引き出した。なんとか返したケニンに対し、今度はがら空きの後方へ。すると、ケニンも猛ダッシュでベースラインを超えたところで追いつき、ネットに背を向けたまま打ち返した。18歳の諦めない粘りに観衆もこの時点で大歓声となった。
しかし、上回ったのはシャラポワだ。クロスに打ち込まれたシャラポワも懸命に右腕を伸ばして返し、今度は前進してきたケニンのレシーブを冷静にロブショットで無人の後方へ。巧みな技で17秒に及ぶラリーを制した。その瞬間、観衆は総立ちとなり、スタンディングオベーションを送ったのだった。