アジアの舞台でまさかの”一人スルーパス” 川崎MF中村の珍プレーでゴール演出
川崎フロンターレは23日、AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)ベスト8第1試合で浦和レッズと対戦し、3-1で勝利を収めた。この試合で先制点をアシストしたのはMF中村憲剛だったが、その一連のプレーで思いもよらぬ”一人スルーパス“が炸裂した。
川崎がACLベスト8第1試合で浦和に3-1勝利
川崎フロンターレは23日、AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)ベスト8第1試合で浦和レッズと対戦し、3-1で勝利を収めた。この試合で先制点をアシストしたのはMF中村憲剛だったが、その一連のプレーで思いもよらぬ”一人スルーパス“が炸裂した。
川崎がスコアを動かしたのは前半33分だった。ボックス手前でボールを持った中村は、前方にいたMF家長に縦パスを供給。しかし、家長はより中央でボールを呼び込む動き出しをしていたため、パスは通らず。しかし、相手DFも家長の動きにつられたことで、ボールは無人のスペースをコロコロと転がることに。
それを見た中村は即座に自ら再びそのボールを拾い、左サイドからグラウンダーのクロス。これをボックス中央で構えていたFW小林悠が左足のダイレクトシュートでネットを揺らし、先制点を奪った。
この”一人スルーパス”から得点が生まれた際、中村自身も思わず薄ら笑いを浮かべていたが、アジアの舞台で貴重な先制点を呼び込んだ重要なプレーとなったことに変わりはない。