石川佳純、伊藤美誠との日本人対決制し今季初優勝! 男子複は吉村、上田組が制覇
卓球のブルガリアオープン(パナギュリシテ)は20日、女子シングルスの決勝で世界ランキング7位の石川佳純(全農)が同11位の伊藤美誠(スターツSC)に4-0でストレート勝ち。今季初、2016年11月のスウェーデンオープン以来となるITTFツアー優勝を果たした。
ブルガリアオープン女子単決勝、石川が伊藤に4-0でストレート勝ち
卓球のブルガリアオープン(パナギュリシテ)は20日、女子シングルスの決勝で世界ランキング7位の石川佳純(全農)が同11位の伊藤美誠(スターツSC)に4-0でストレート勝ち。今季初、2016年11月のスウェーデンオープン以来となるITTFツアー優勝を果たした。
2時間前に日本女子ダブルスに今季初タイトルをもたらした“名コンビ”が、シングルスの舞台で相見えた。
ITTF公式サイトによれば、24歳の石川がツアー11回目のシングルス決勝進出(うち6度優勝)に対し、16歳の伊藤は今回が5回目(うち3度優勝)。過去の直接対決は、石川が3戦3勝という中で決戦を迎えた。
石川は第1ゲームをデュースの末に12-10で制し、第2ゲームも11-4と連取。主導権を握ると、第3ゲームを11-6、第4ゲームも11-5で奪い、ストレート勝ちで伊藤に先輩の実力を見せつけた。嬉しい今季初優勝は、16年11月のスウェーデンオープン以来となるITTFツアーでのシングルスタイトルとなった。
なお、男子はダブルス決勝で吉村真晴(名古屋ダイハツ)と上田仁(協和発酵キリン)組が、ゴーシュ・ソウムヤジット、サティヤン・グナナセカラン(ともにインド)を3-2で下して優勝。シングルス決勝は、松平健太(木下グループ)が2016年のオーストリアオープン以来となるITTFワールドツアー・シングルス優勝を懸けて、世界ランク4位のドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)と対戦する。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer