「独りでは成し遂げられない」 リトルリーグWS、3人の継投で掴んだ“完全試合”が話題
リトルリーグで偉大な記録が生まれた。ワールドシリーズ第8戦でノースカロライナ州代表の「サウスイースト」チームが、サウスダコタ州代表の「ミッドウエスト」チーム相手に3人の継投で完全試合を達成。リーグが公式インスタグラムで動画を公開し、話題となっている。
ワールドシリーズ第8戦、ノースカロライナ州代表「サウスイースト」チームが快挙
リトルリーグで偉大な記録が生まれた。ワールドシリーズ第8戦でノースカロライナ州代表の「サウスイースト」チームが、サウスダコタ州代表の「ミッドウエスト」チーム相手に3人の継投で完全試合を達成。リーグが公式インスタグラムで動画を公開し、話題となっている。
完全試合――。それは野球選手にとって究極の目標と言っていい。8月18日、ペンシルベニア州サウス・ウィリアムズポートのハワード・J・ラマディスタジアムに駆け付けた観衆は、歴史の証人となった。
「サウスイースト」の先発を務めたチェイス・アンダーソン君(6番)は、高確率でストライクを投げ、3つの三振を奪うなど3回をパーフェクトピッチング。4回からはマシュー・マティッチ君(15番)がマウンドに上がり、快投を演じる。
5回にはセンターに抜けそうなライナー性の打球を遊撃手カーソン・ハーディー君(16番)がダイビングキャッチ。勢いに乗ったマティッチ君は6回2死まで無安打無四球に抑え、ハーディー君にバトンを託した。最後はハーディー君が打者がのけぞるほどの鋭い変化球で三振に打ち取り、「ミッドウエスト」に6-0で勝利。3人の右腕の継投で、見事に完全試合を達成した。