大坂なおみ、凱旋試合の練習にファン400人集結 あのモノマネ芸人も出現「優勝して」
テニスの「東レ パンパシフィックオープン(大阪・ITC靱テニスセンター)」は18日、世界ランク4位で第1シードの大坂なおみ(日清食品)が初戦のシングルス2回戦に登場し、予選勝者で同181位のビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)と対戦する。5度目の本戦出場で初優勝を狙う大会の舞台は故郷の大阪。1995年の伊達公子以来、日本勢24年ぶりの大会制覇を狙う大坂に、練習からファン400人がコートを取り囲んだ。
1年ぶり国内試合にファン集結、モノマネ芸人・太坂なおみも応援
テニスの「東レ パンパシフィックオープン(大阪・ITC靱テニスセンター)」は18日、世界ランク4位で第1シードの大坂なおみ(日清食品)が初戦のシングルス2回戦に登場し、予選勝者で同181位のビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)と対戦する。5度目の本戦出場で初優勝を狙う大会の舞台は故郷の大阪。1995年の伊達公子以来、日本勢24年ぶりの大会制覇を狙う大坂に、練習からファン400人がコートを取り囲んだ。
西日の照り付ける大阪のテニスコートに、なおみが帰ってきた。準優勝した昨年大会以来の国内試合。約30分の試合前練習をファン400人が見守った。サーブ、ラリーを熱心に打ち込む姿にスマホのシャッター音が鳴る。コート外の通路には人の波が二重、三重にもできあがった。
群衆の中にも、大坂がいる!? と思いきや、モノマネ芸人の太坂なおみだった。昨年大会以来の生観戦で、都内から夜行バスで駆け付けたという。「テニスをやっている時と普段のギャップが可愛らしい。本番ではえげつない弾丸サーブ、狙いすましたバックハンドが凄い。可愛らしい口調、キャラクターが憎めないですね」と笑顔だった。
“本家”の大坂は練習終了後、試合直前にも関わらず、ファンのサインや写真撮影に対応。間近で見たファンからは「凄い、大きい!」などの声が上がった。同じくファンから写真攻めにあった太坂は、決勝のチケットを取れておらず、当日券の購入を狙っているという。「去年の決勝はいい席だったけど、負けてしまって声をかけられなかった。今年はもちろん優勝してほしいです。今年はいいタイミングで声をかけられたら。来年の全豪オープンに向けて、いい流れを掴んでほしいですね」とエールを送った。
大坂はトモバと初対戦。2016年、18年に準優勝した大会で初制覇を狙う。試合は午後5時開始予定。
(THE ANSWER編集部)