引退試合から一夜明けて「昨夜の思い出」を投稿、反響続々「寂しくなるよ」

　サッカーJ1鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが23日のリーグ第24節・神戸戦で引退した。一夜明けた24日にインスタグラムを更新し、「昨夜の思い出」と題して3枚の写真を公開。うち2枚はスペイン代表の盟友、神戸のMFアンドレス・イニエスタ、FWダビド・ビジャとの2ショットだった。なんとも感動的な瞬間に対し、日本のファンのみならず、海外ファンから「なんて美しい写真」「寂しくなるよ」「この写真には黄金の価値がある」と反響が相次いでいる。

　トーレスにとっても、胸に刻まれる夜だった。引退試合から一夜明け、3枚の画像をアップした。1枚は多くの関係者に囲まれた中でイニエスタと互いに肩を抱き合い、笑顔で言葉を交わすもの。もう一枚はピッチ上でビジャと肩を抱き合い、俯きながら歩く「7」と「9」の背中を後ろから捉えたもの。どちらもスペイン代表の盟友との絆を感じさせる印象的な写真だ。

　最後にチームメートから胴上げされる写真とともに「昨夜の思い出……フレンズ」と記し、イニエスタとビジャとのそれぞれの2ショットを掲載。すると、日本のファンのみならず、海外ファンも涙のコメントが相次いでいる。

　イニエスタとの1枚には「永遠のレジェンズ」「スペインサッカーのレジェンドたち」「なんて美しい写真」「寂しくなるよ」「この写真には黄金の価値がある」「天才たち」、ビジャとの1枚には「スペイン最高の2人」「このペアはもう2度と見られない……」「1枚の写真に2人のレジェンド」「お気に入りのストライカーたち」「時代の終わり」などと惜別のコメントが相次いだ。

　スペイン代表で一時代を築いた3人が日本のピッチに立ち、その一人が引退する試合で3人がそろった。日本にやってきた世界的ストライカーのなんとも感動的なキャリアの終焉に海外にも反響が広がっていた。