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桃田賢斗、“超絶リターン潰し”の一撃に国際連盟も驚き「モモタを止められない」

バドミントンの世界選手権は20日、男子シングルス2回戦で世界ランク1位の桃田賢斗(NTT東日本)が同87位のルイスエンリケ・ペニャルベル(スペイン)を21-10、21-7のストレートで破り、2戦連続34分で圧勝。王者の貫禄を見せつけたが、国際バドミントン連盟(BWF)は相手のスーパーリターンをものともせず、スマッシュを決めた桃田の一撃を動画付きで公開し、称賛している。

桃田賢斗がルイスエンリケ・ペニャルベルを下す【写真:Getty Images】
桃田賢斗がルイスエンリケ・ペニャルベルを下す【写真:Getty Images】

2戦連続34分圧勝で見せた美技にBWFが脚光「素晴らしいセーブでさえ…」

 バドミントンの世界選手権は20日、男子シングルス2回戦で世界ランク1位の桃田賢斗(NTT東日本)が同87位のルイスエンリケ・ペニャルベル(スペイン)を21-10、21-7のストレートで破り、2戦連続34分で圧勝。王者の貫禄を見せつけたが、国際バドミントン連盟(BWF)は相手のスーパーリターンをものともせず、スマッシュを決めた桃田の一撃を動画付きで公開し、称賛している。

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 世界ランク1位の強さが際立っていた。BWFが脚光を浴びせたのは、桃田の一撃だ。互いに激しく打ち合うラリー。桃田が前後に巧みに揺さぶるが、ペニャルベルも拾い続ける。そして、カウンター気味に放たれたた速い一撃に逆を突かれたペニャルベルは咄嗟に背中を向け、スーパーリターン。しかし、桃田は上を行く。強烈なスマッシュをコートに叩きつけ、ポイントを奪った。

 意表を突く“超絶リターン”をものともしない桃田の強さに会場も大盛り上がり。BWF公式ツイッターは「素晴らしいセーブでさえ、ケント・モモタを止めることはできない」とつづり、実際のシーンを動画付きで公開。海外ファンを盛り上げていた。

 1回戦に続く、34分の圧勝劇で3回戦進出を決めた。3回戦で対戦するはずだった08年北京、12年ロンドン五輪連覇の名手・林丹(中国)がインド選手に敗れる波乱があったが、桃田には今のところ隙はない。頂点へ向け、勢いそのままに突っ走っていく。

(THE ANSWER編集部)

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