NBAロケッツ、“ビッグ3”結成なるか アンソニー獲得へニックスとトレード交渉再開
クリアすべき課題は…高額年俸選手の処遇、同じく獲得を狙うブレイザーズの存在
アンソニーが中心的な役割を担い、チームの成長が抑制されることを避けたいニックスは、成長著しいビッグマンのクリスタプス・ポルジンギスを中心にロースターを構築したいプラン。一方のロケッツは、アンソニーを加えてジェームズ・ハーデン、ポールとの“ビッグ3”を形成し、1994-95シーズン以来のリーグ優勝を目論んでいる。
両者の思惑は一致しているが、成立にはクリアすべき問題も残っているという。記事では、3年総額6000万ドル(約66億円)の契約が残っているライアン・アンダーソンの処遇、さらにはダミアン・リラードとCJ・マッカラムの強力ガードコンビを擁し、アンソニーを勧誘しているとされるポートランド・トレイルブレイザーズの存在について触れている。場合によっては、「第3のチーム」を巻き込んでの大型トレードも視野に入れているようだ。
現在、自主トレで汗を流すアンソニーだが、2017-18シーズンで着用するのはニックスのユニホームか、それともロケッツのユニホームか。レギュラーシーズン中の移籍も含めて去就の行方から目が離せない。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer