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若き日の苦悩― 絶対王者フェデラー、ジュニア時代の「ナイーブ」な自分を告白

男子テニスのロジャーズ・カップは10日、男子シングルス3回戦で世界ランキング3位のロジャー・フェデラー(スイス)が同33位のダビド・フェレール(スペイン)に勝利。クレコートのスペシャリスト相手に通算17戦17勝と無敗を守ったが、敵に黒星を突き付け続ける勝負の世界の非情さに苦しんだ過去を告白している。カナダ紙「モントリオール・ガゼッタ」が報じた。

全米オープン前哨戦のロジャーズ・カップ、難敵フェレール撃破でベスト8進出

 男子テニスのロジャーズ・カップは10日、男子シングルス3回戦で世界ランキング3位のロジャー・フェデラー(スイス)が同33位のダビド・フェレール(スペイン)に勝利。クレコートのスペシャリスト相手に通算17戦17勝と無敗を守ったが、敵に黒星を突き付け続ける勝負の世界の非情さに苦しんだ過去を告白している。カナダ紙「モントリオール・ガゼッタ」が報じた。

 フェデラーは第1セットを4-6で失い、連続セット奪取の記録は32でストップしたが、第2セット以降は6-4、6-2と支配。1時間56分に及ぶ熱戦を制し、全米オープンの前哨戦でベスト8入りを決めた。

 グランドスラム通算19勝目を挙げた7月のウィンブルドン以降、連勝街道を突き進む36歳も、過去には相手に敗北を突きつけ続けることに心苦しさを感じたという。

「ジュニア時代にはあったんだ。僕が(マルコ・)キウディネッリ相手に2回勝った時はそうだったかもしれない。僕たちはバーゼルで一緒に育ったんだ。サッカーの試合でも対戦したし、親友だった。ツアーでは、カタールと故郷のバーゼルの大会の準決勝の2回戦った。どちらの試合も僕が勝利したが、最悪な気分だった。彼に勝ってほしいと願ったよ。僕よりも、彼のキャリアにとって重要な試合になるはずだったんだ」

 記事では、フェデラーが若き日の思い出を告白している。

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