生い茂るラフもなんのその 全英OPで「100万本に1本」のチップインイーグル炸裂
世界トップ選手がハイレベルなテクニックでファンを魅了している全英オープン。大会初日から「これぞ、全英」という難易度の高いショットが飛び出した。生い茂る長いラフの中から放たれたショットは、ピンへ一直線に向かって見事に大会第1号となるイーグル。大会公式ツイッターが動画付きで紹介し、ファンから「100万本に1本のショットだ」「ファンタスティック!!」と感嘆の声が上がっている。
ホフマンが大会初日の第1ホール、ラフの中から見事なリカバリーショットを披露
世界トップ選手がハイレベルなテクニックでファンを魅了している全英オープン。大会初日から「これぞ、全英」という難易度の高いショットが飛び出した。生い茂る長いラフの中から放たれたショットは、ピンへ一直線に向かって見事に大会第1号となるイーグル。大会公式ツイッターが動画付きで紹介し、ファンから「100万本に1本のショットだ」「ファンタスティック!!」と感嘆の声が上がっている。
厳しい環境をはね退けてスーパーショットを披露したのは、40歳のチャーリー・ホフマン(米国)だ。
初日の1番パー4。ホフマンは第1打のティーショットをフェアウェイ右のラフに打ち込んでしまう。英国のフェスキュー芝(洋芝)は長さと細さが特徴で、芝が密集したエリアにボールが入ってしまうと、そこから脱出するのはプロでも難しいとされる。いきなり全英オープンの“洗礼”を浴びる形となったが、PGAツアー通算4勝を誇るホフマンは冷静だった。
ラフはおよそ10センチ、向かい側からはその存在が確認できないほど深く入り込んでしまっている。それでも、ホフマンはボールの下面を狙って迷わずクラブを振り抜き、ラフから脱出。高く上がった打球はグリーン端でバウンドすると、コロコロと転がってピンへ一直線に向かい、そのままきれいにカップに吸い込まれた。
あまりにも鮮やかなリカバリーショット、しかも今大会初のイーグルのおまけ付きという瞬間を見届けたギャラリーからは、大きな歓声と拍手が沸き起こった。