八村塁、躍動の3試合をどう見た? 熟練番記者の目「なぜ1巡目で獲得したか証明した」
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズ・八村塁は11日(日本時間12日)、サマーリーグのホークス戦に出場し、初の3ポイント2本を含め、自己最多となる25得点、1アシスト、9リバウンド、2ブロックをマーク。3試合連続で2桁得点をマークするなど、ラスベガスで強烈な輝きを放った背番号8について、ウィザーズ番記者を長年務める地元記者が「THE ANSWER」の現地取材でリアルな八村評を明かし、「開幕スタメン」という快挙を果たす可能性もあると分析している。
ウィザーズ番記者10年以上のスタンディグ記者が見たサマーリーグ3試合
米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズ・八村塁は11日(日本時間12日)、サマーリーグのホークス戦に出場し、初の3ポイント2本を含め、自己最多となる25得点、1アシスト、9リバウンド、2ブロックをマーク。3試合連続で2桁得点をマークするなど、ラスベガスで強烈な輝きを放った背番号8について、ウィザーズ番記者を長年務める地元記者が「THE ANSWER」の現地取材でリアルな八村評を明かし、「開幕スタメン」という快挙を果たす可能性もあると分析している。
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「サマーリーグではルイの最初の3試合を見た。あくまでサマーリーグなのでプレーの良し悪しという基準ではなく、別の観点から話したい」
こう語ったのは、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のベン・スタンディグ記者だ。放送局「NBCスポーツ・ワシントン」の番記者として10年以上ウィザーズを取材し、今季から活動の場を変えたスタンディグ氏はトーマスアンドマックセンターのコートに鋭い視線を送っていた。
「ルイはウィザーズにとっては注目のドラフト1巡目。期待の星だが、そのプレッシャーを苦にする様子が全然なかった。それがまず良かったことだ。堂々としていて、前評判通りの運動能力を存分に示した。リバウンドでも体を張っていた」
サマーリーグ史上初の開幕2日連続ソールドアウトとなり、世界各国から1000人以上のメディアが集結する舞台で、八村は堂々たるプレーを披露。カレッジ最高のスモールフォワードという前評判と、全体9位の高評価に相応しい得点力を見せた。大きな注目にも動じない精神力はプラスという。
「今日は凄まじい数のシュートを決めたが、いずれも余裕を感じさせた。彼はまだチームで学ぶべきことは多いが、これはいい出発点になったと思う。ウィザーズがなぜドラ1で獲得したのかをきちんと証明したと思う。これを足がかりに高めていくだけだね」