日本のカバディ漫画が本場インドで話題 現地特集「カバディ人気の救世主に」
日本の漫画の世界的評価も背景に…「インド国内でも安定した数の愛読者を確保」
「最も人気の高いメディアである」と表現しながら、過去70年間にわたって飛躍的に成長し、日本文化などに関連したテーマを多く扱い、読者の心を惹きつけていると説明した。
「インドや欧州など世界各国から愛され、称賛を受けている」と日本の漫画が世界的に評価されているとも、つづっている。
そして「灼熱カバディ」についても「インドスポーツの伝統的な魅力を引き出しており、評判の向上に結びつけている。インド国内でも安定した数の愛読者を確保できていることは間違いない」と絶賛している。
また、日本代表についても言及。2007年W杯で準決勝進出し、世界に驚きを与えて以降は低迷していたが「昨年開催されたインドでのW杯では、大きな改善と挽回の兆候を示した」と評価。グループリーグで敗退こそしたが、2勝を挙げ、奮闘。さらに日本の漫画を通じて日本の強化について期待を込めている。
「最近は漫画という日本らしいやり方も手助けし、その数も大幅に増え始めている、インドと同じような強化を促す道を見出し始めている。そして、そういった日本人選手がインドのプロリーグにやってくる機会が増えれば、その人気も大きなものとなっていくに違いない」
果たして、カバディの母国が注目するカバディ漫画をきっかけにして、日本にカバディブーム、さらには代表チームの強化に結び付くのか。現状、五輪競技に採用されておらず、インドでも世界的な普及が期待されている。