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韓国サッカー18歳逸材が日本国籍取得へ「大きな損失だ」 日韓の違いに困惑…判明した選択の裏側

サッカーJリーグの京都でプレーし、韓国のU-18代表歴があるMFユン・ソンジュン(尹星俊)が日本国籍の取得へ動いていると韓国紙「スポーツ朝鮮」が報じている。「惜しまれる才能の流出 韓国ユース代表出身のユン・ソンジュンはなぜ太極旗の代わりに日本帰化を選んだのか」という記事を掲載し、その背景に迫っている。

京都でプレーしたユン・ソンジュンが日本国籍獲得へ【写真:アフロスポーツ】
京都でプレーしたユン・ソンジュンが日本国籍獲得へ【写真:アフロスポーツ】

京都のMFユン・ソンジュン、19歳の誕生日を機に手続きへ

 サッカーJリーグの京都でプレーし、韓国のU-18代表歴があるMFユン・ソンジュン(尹星俊)が日本国籍の取得へ動いていると韓国紙「スポーツ朝鮮」が報じている。「惜しまれる才能の流出 韓国ユース代表出身のユン・ソンジュンはなぜ太極旗の代わりに日本帰化を選んだのか」という記事を掲載し、その背景に迫っている。

 ユン・ソンジュンは韓国人の両親の間に生まれ、日本で育った。昨年4月に行われた韓国U-18代表合宿に初めて抜擢された時は「遠くを見るより、目の前の試合に集中しようと思う。そうすれば代表選手に、世界的な選手になれるはずだ」と、同紙に韓国代表への意欲を語っていた。京都の先輩でもあるパク・チソン氏(元マンチェスター・ユナイテッド)を超えたいとも口にしたという。

 身長170センチで小柄なユン・ソンジュンは「安定したボールさばきと豊富な運動量で、招集期間中ずっとコーチ陣や同僚から高く評価されていた」という。「新しいタイプのMFの登場は、韓国サッカー界にとっても喜ばしいことだった」と韓国からの期待を伝えた。

 それが日本国籍の取得へ動くとは、何があったのか。記事は「この1年で多くのことが変わった」とする。1つはユン・ソンジュンが京都での存在感を高めていることだ。主力MFの川崎颯太がドイツ・ブンデスリーガのマインツに移籍し「日本のサッカー界は、韓国人のユン・ソンジュンではなく、京都旋風を巻き起こす2007年生まれの若きMFユン・ソンジュンに注目し始めた」というのだ。

 さらに日本代表が遠藤航(リバプール)、佐野海舟(マインツ)と「小柄ながら機動力に優れた守備的MFを積極的に起用している」という状況があり「日本サッカー協会は、ユン・ソンジュンが“第2の遠藤航”になれると判断し、ラブコールを送った。この意向はクラブを通じてユン・ソンジュン側にも伝えられた」と報じた。5月4日に19歳の誕生日を迎え次第、手続きを行うのだという。

 記事は両親が韓国代表入りを望んでいたが、本人が日本を選んだこと、加えて関係者の話として昨年の韓国代表合宿で、ユン・ソンジュンが日韓の違いに困惑していたとも伝えた。ユン・ソンジュンは大阪生まれで、日本の学校に通ってきたため「韓国語が理解できず意思疎通に苦労した。さらに、日本で学んだサッカーと韓国流のサッカーの間にも違いを感じた。相手選手の間のスペースでボールを受けてプレーを展開する役割に慣れているユン・ソンジュンは、スペースを見つけて入り込んでもパスが届かない状況に、少なからず当惑した」のだという。

 韓国は3月のU-23代表にユン・ソンジュンを招集する計画だったが見送った。記事は「韓国にとっては大きな損失だ」として、海外リーグでプレーするMFが乏しい現状を指摘。日本代表がイングランド代表に勝利したのに触れ、関係者の「1対1の競り合いを避けず、ボールを持てば何とかして攻撃方向にボールを運ぶのが、最近の日本のMFたちの特徴だ。ユン・ソンジュンの離脱は『才能の流出』と見ることもできるが、去ったバスを惜しむより、新しいMFを発掘し育てることに力を注ぐべきだ」という言葉を紹介している。

(THE ANSWER編集部)



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