川崎がBリーグ初の試み「話すきっかけに」 小学1年生1.2万人に入学ギフト、構想1年で込めた願い
Bリーグ所属プロバスケットボールクラブの川崎ブレイブサンダースは、川崎市の市立小学校および特別支援学校(全119校)へ入学する新小学1年生(約1万2000名)に学用品および文具をセットにした「にゅうがくおめでとう! 川崎ブレイブサンダースギフト」を寄贈することを発表した。

川崎ブレイブサンダースが新小学校1年生に学用品と文具を寄贈
Bリーグ所属プロバスケットボールクラブの川崎ブレイブサンダースは、川崎市の市立小学校および特別支援学校(全119校)へ入学する新小学1年生(約1万2000名)に学用品および文具をセットにした「にゅうがくおめでとう! 川崎ブレイブサンダースギフト」を寄贈することを発表した。
地域のパートナー企業と連携し、単一アイテムの寄贈に留まらず、学習用品や防犯グッズをひとつのパッケージにして贈るのはBリーグ所属クラブ初の試み。川崎ブレイブサンダースの川崎渉代表取締役社長は「川崎市は子どもの多い活気ある街。約1年前から構想を練り始めた。ひとつのハードルとして、Bリーグ初の試みで過去に例がなかった。クラブ単体ではなかなかできないので、活動をパートナー企業や川崎とともにチームとして行う際のイメージを伝えるのが難しかった」と実現する過程での苦労を明かした。
贈呈式では川崎社長から新小学1年生の児童7名へギフトが直接、手渡された。トートバッグをはじめクレヨン、巾着袋、給食用ナプキン、定規、ノート、反射素材キーホルダーといった新生活で活用できるものばかりで、4月の入学式以降は手に持っている道具が共通の話題になっていく。
構想の初期段階から全面的に協力した川崎市教育委員会の落合隆教育長は現場目線で語る。「緊張と不安を抱えている子どもたちにとっては、初めてのことだらけ。最初は友だちができるかな、先生はどんな人かな、と考えていく。今回のギフトは学校で使うものばかり。実際に使ってみたくて学校へ行く。そして同じものを持っていると話すきっかけになる。その一言で友だち関係が広がっていく」と交友関係の輪が広がっていくことを強調した。
登壇した川崎市の福田紀彦市長は「新しく新1年生になる子どもたちへワクワクするギフトをいただいたと思います。小学校に入るにあたって不安を感じている子どもたちの背中を後押ししてもらって、明るい小学1年生が始まることを感じさせてもらうギフトになったと思います」と感謝を述べた。
これから実際にギフトを配布し、どのような反応や反響があるのか。それが来年度以降の展望や新たな企画につながっていく。「まだ配り終えていないので具体的なことは言えませんが、約1年前から検討をスタートしたとはいえ期間としては短い方だと思っています。パートナー様や川崎市を巻き込んだタイミングは、1年前よりも近くになる。今回、配ってみたことでどのように活用されるのか見えてくるものがある。それらを踏まえて、改善していきたい」と川崎社長は早くも次の展開を見据えていた。
親会社である株式会社DeNA譲りの企画力と行動力で次なる一手へ。川崎ブレイブサンダースのコート外での仕掛けから目が離せそうにない。
(藤井雅彦 / Masahiko Fujii)
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