混合ダブルスの試合中にスプリンクラーが誤作動、選手やボールボーイがずぶぬれに

　テニスの4大大会第3戦、ウィンブルドンは熱戦を展開中だが、混合ダブルスの試合中に起きた珍事が話題を呼んでいる。ベンチでのブレーク中に突如スプリンクラーが誤作動。選手も、ボールボーイもびしょぬれに……。まさかのシーンを大会公式が動画つきで公開し、海外ファンに笑撃を走らせれば、英メディアも「スプリンクラーの笑える失態」と報じている。

　驚きのアクシデントが起きたのは、混合ダブルス1回戦、アルテム・シタク（ニュージーランド）、ラウラ・シグムント（ドイツ）ペアと、ケン・スクプスキ（英国）、ダリヤ・ユラク（クロアチア）ペアの試合中だった。

　1-1のタイとなった第2セット終了後、シタク、シグムントペアはベンチに腰掛け、体を休めていた。しかしベンチのそばにあった、散水用のスプリンクラーが突如“暴走”。ものすごい勢いで水を放水し始めたのだ。

　手前のシグムントはすぐに気づき、荷物とともに移動したが、シタクは絶妙に水が当たらない場所にいたのか、なかなか気づかない様子だったが、異変を感じるや驚きのリアクションで飛びのいていた。

　本当の悲劇はこの後だった。水が飛んだ先にいたボールボーイを直撃していた様子でずぶぬれ状態に。一部始終を、大会公式ツイッターが「これは斬新」と記して動画で公開。ファンも爆笑し、ボールボーイに同情している。