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遊ゴロで2点奪取…奇策的中は「DHの恩恵」 花咲徳栄・岩井監督が明かした背景「三振はない」【センバツ】

第98回選抜高校野球(甲子園)第3日は21日、第1試合の1回戦で花咲徳栄(埼玉)が東洋大姫路(兵庫)に3-2で逆転勝ちした。同点の8回に満塁から変則エンドランで“2ラン遊ゴロ”に成功し、決勝点を奪った。試合後、春の甲子園では16年ぶりの勝利を飾った岩井隆監督が勝負を決めた奇策を振り返った。

花咲徳栄の岩井隆監督【写真:産経新聞社】
花咲徳栄の岩井隆監督【写真:産経新聞社】

第98回選抜高校野球

 第98回選抜高校野球(甲子園)第3日は21日、第1試合の1回戦で花咲徳栄(埼玉)が東洋大姫路(兵庫)に3-2で逆転勝ちした。同点の8回に満塁から変則エンドランで“2ラン遊ゴロ”に成功し、決勝点を奪った。試合後、春の甲子園では16年ぶりの勝利を飾った岩井隆監督が勝負を決めた奇策を振り返った。

 場面は1-1と押し出し死球で同点に追いついた直後の8回1死満塁、フルカウントだった。三塁走者はそのまま、一、二塁走者だけがスタートを切った。2番鈴木が放った打球は遊ゴロ。併殺コースだったが、スタートを切っていた分、二塁はセーフ。遊撃手は一塁に投げるしかなかった。

 このプレーで1点だけでなく、2点目も入った。スタートを切っていた二塁走者は三塁を迷わず蹴って、一気にホームイン。スライディングする必要もなく生還した。直前には二塁走者に代走・更科を送っていた。

 試合後、岩井監督はNHKの中継で「打者が2番の鈴木だったので三振はない。ランナーは足が速い3人がそろいましたので、とにかく動いて何が何でも点を取ろうと思っていました」と振り返った。

 二塁走者の更科だけでなく、三塁走者の山田もDH中森の代走だった。岩井監督は「DHに代わっての代走を用意している。2枚の代走が出ていますので、そこがDHの恩恵だと思います」と言った。今大会から導入されたDH制のメリットを生かし、積極的に選手を起用。勝負所で代走のカードを2枚切って、生まれた選択肢が勝利に導いた。また、ゴロを転がした鈴木を「大きいのを打つ子ではないのですけど、つなぎのバッティングが彼の長所。それを出してくれたのがよかったと思います」と称えた。

 2003年準々決勝の東洋大姫路戦は、大会屈指の名勝負として知られる。花咲徳栄の福本真史と東洋大姫路のグエン・トラン・フォク・アンが投げ合い、延長15回引き分け。再試合では福本が無死満塁から暴投でサヨナラ負けを喫した。あれから23年。再び実現した一戦で、今度は花咲徳栄が同じ満塁から試合を決めた。

(THE ANSWER編集部)



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