フェデラー圧巻Vの影に錦織の存在? 伊紙に語った完全復活のターニングポイント
男子テニスのロジャー・フェデラー(スイス)はウィンブルドンで大会史上最多となる8度目の優勝を達成。世界ランキングでも3位に浮上し、全盛期を彷彿させる強さを見せている。来月8日に36歳の誕生日を迎えるマエストロが完全復活を果たすターニングポイントとなったのは、全豪オープンでの錦織戦だったという。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
1月の全豪OP4回戦、錦織との死闘を制して「すべてのエネルギーを回復した」
男子テニスのロジャー・フェデラー(スイス)はウィンブルドンで大会史上最多となる8度目の優勝を達成。世界ランキングでも3位に浮上し、全盛期を彷彿させる強さを見せている。来月8日に36歳の誕生日を迎えるマエストロが完全復活を果たすターニングポイントとなったのは、全豪オープンでの錦織戦だったという。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
グランドスラム最多優勝記録を19に伸ばす“布石”となったのは、1月の全豪オープンだった。同大会、フェデラーは4回戦で世界ランキング8位の錦織圭(日清食品)と対戦。6-7、6-4、6-1、4-6、6-3とフルセットの末に勝利。日本のエースに土壇場まで追い詰められた一戦で、自信を取り戻したという。
「メルボルンでの大会、特にニシコリとの5セットの後の勝利は、フィジカル的にすべてのエネルギーを回復した。そう実感できたんだ」
記事では、フェデラーはこう振り返っている。昨年に膝の内視鏡手術を受けるなど膝や腰に爆弾を抱え、後半戦のツアーを欠場。復帰後初のグランドスラムで、錦織との死闘で底力を見せつけられたことが、復活への“確信”に変わったようだ。