17歳・張本美和V、敗れた中国警鐘「決して軽視できない脅威」「優位性は天賦のものではない」
卓球の国際大会、WTTチャンピオンズ重慶が15日、中国・重慶で行われ、世界ランキング8位の17歳・張本美和(木下グループ)が同5位のクアイマン(中国)を4-3(11-6、9-11、7-11、11-9、11-6、9-11、11-5)のフルゲームで下し、チャンピオンズシリーズ初優勝を飾った。結果に対し、中国メディアが警鐘を鳴らした。

WTTチャンピオンズ重慶
卓球の国際大会、WTTチャンピオンズ重慶が15日、中国・重慶で行われ、世界ランキング8位の17歳・張本美和(木下グループ)が同5位のクアイマン(中国)を4-3(11-6、9-11、7-11、11-9、11-6、9-11、11-5)のフルゲームで下し、チャンピオンズシリーズ初優勝を飾った。結果に対し、中国メディアが警鐘を鳴らした。
準決勝で大藤沙月を下し、決勝に進んだ張本。試合は一進一退の攻防となった。ともに3ゲームずつ取って迎えた最終第7ゲームで、張本は強気のフォアハンドを繰り出してリード。最後もフォアで打ち抜き、優勝を決めた。両手を突き上げた張本は握手を交わし、笑顔も見せた。
「中国卓球に警鐘 クアイマンを下し、17歳の張本美和が重慶で優勝。新しい世代同士の対戦が中国チームの準備の緊急性を浮き彫りに」との見出しで結果を報じた「新民晩報」は「張本美和の存在はプレッシャーであり、モチベーションである」とした。
「重慶のコートで、17歳の張本美和は再び力強いパフォーマンスを見せた。それは、中国卓球に対する警鐘でもある。中国で孫頴莎、王曼昱が女子卓球界のトップの座を堅持する中、台頭してきた張本美和の存在は、中国卓球の次世代の若手選手たちにとって決して軽視できない大きな脅威となっている」
こう伝えた記事では、張本の脅威について「総合的な技術と年齢を遥かに超えた成熟度にある」と指摘。フォアハンドとバックハンドのバランス、重要な局面での冷静さが優れているとした。「更に注目すべきは、その成長のスピードである。この間まで中国の若手にも敗れていた彼女が、今や中国卓球の新しい世代のクアイマンらと互角に競い合い、王芸迪、陳幸同といった主力選手にも勝利の経験がある。その進歩の軌跡は明らかだ」と成長度合いにも驚いていた。
また孫頴莎らの壁を破ることはできていないとしつつも、張本の可能性を感じ取っている同メディアは「中国卓球の優位性は何も天賦のものではなく、対戦相手を正視して精進を重ねてきた結果である。張本美和の存在はプレッシャーであると同時に、モチベーションでもある」とライバルとしての存在を歓迎。「張本のような強敵の脅威をしっかりと見つめ、若手選手が実践の中で実力を磨き、弱点を補うことができて初めて、中国卓球は今後の国際的競争の中で引き続きその栄誉を守り続けることができる」とした。
(THE ANSWER編集部)
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